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![]() カシミールのルートデータから ![]() 観音平から編笠山に登り、権現岳へ、三ツ頭を経由して観音平に戻る。 ![]() 二日前に、M氏からメール 「週末、大菩薩嶺か権現岳どうですか。」 権現岳はとなりの編笠山を含んでいる。 稲荷屋の手持ちのガイドブックでは、編笠山だけでも コースタイム5時間45分 大丈夫かな? M氏は年寄り向けのガイドブックを見るからだと 大丈夫と言っている。 大丈夫かなぁ、ハードそうだなぁ。 そうは言っても、登ってみたいとも思う。 で、出かけてみることに さて、5時10分にM氏の車で出発 双葉サービスエリアで朝食 天気がよく、富士山もよく見える。 展望台から富士山、南アルプスが見えた。 ![]() ![]() 6時50分 双葉サービスエリアの展望台から 道の正面に見える八ヶ岳。 左端のピークが編笠山 一旦下って次のピークが権現岳 結構くだらなくてはいけないのだなぁ わかってはいたけど視覚的に再認識 道の左手には南アルプス。 思い入れが強いらしくM氏は甲斐駒ケ岳を気にし、 運転をしながら、しきりと「甲斐駒いいねぇ」と連呼していた。 ![]() ![]() 7時0分 車窓から 小渕沢ICで高速を降りる。 途中のコンビニで昼食を購入。 観音平に車を止め登山開始 ![]() 7時42分 登山口 ![]() 8時18分 雲海展望台では視界が開け、富士山が見えた。 数日前、富士山で雪が降ったらしい。 (他の登山者が積雪による交通規制があったと教えてくれた。) 5月になっても雪が降るのかぁ・・・ なかなか雪がなくならないはずだ。 ![]() ![]() 8時22分 雲海展望台からの富士山 ![]() 8時42分 押手川で休憩 ![]() ![]() 水には氷が張っていた。 ここまでは、ハクサンシャクナゲをよく見かけたが この先は原生林が多くなる。 ![]() ![]() 9時0分 押手川 ![]() 9時18分 ![]() 9時40分 南アルプス ![]() ![]() 9時42分 富士山 登山道脇の山肌は岩がごろごろ・・・ 途中、残雪で道が隠れてしまう。 軽アイゼンをつけて登る。 (M氏はそのまま登る。) なれないため軽アイゼンをつけるのに苦労したが 軽アイゼンのおかげで登るのは楽になった。 ![]() 9時45分 山頂到着 昼食 M氏のストーブでお湯を沸かし、コーヒーを飲む。 ![]() 10時25分 三角点 ![]() ![]() M氏と稲荷屋 ![]() 八ヶ岳の山々 ![]() 富士山 ![]() 南アルプス ![]() 甲斐駒ケ岳、仙丈ヶ岳(南アルプス) ![]() ![]() ![]() ![]() 北アルプス ![]() 諏訪湖 ![]() 11時16分 富士山 編笠山から権現岳を目指す。 北側斜面のため、雪が多い。 雪の上の踏み跡を追うが 時々膝まで足が埋まる。 歩くのもなかなか大変。 M氏が言う。 「(こう雪だと)権現に登る気がせんなぁ」 ![]() ![]() 11時16分 権現へ ![]() 11時25分 権現岳 青年小屋に向けて降りる。 雪は切れたが、青年小屋の手前は岩だらけ。 ![]() ![]() 11時32分 青年小屋と権現岳 青年小屋前のベンチで休憩 青年小屋の入り口にかかる「遠い飲み屋」と書かれた赤提灯は いったい何なんだろう? ![]() 11時39分 青年小屋 編笠山を振り返ると岩が目立つ。 ![]() 11時4分 青年小屋から見上げる編笠山 M氏が「では、権現に登りましょうか。」 えっ?さっきまで登る気がしないと言っていたのに・・・ M氏は登る気満々 稲荷屋に先に降りて待っていてもいいと言う。 どうしようか迷ったが、登ってみることにする。 ![]() 11時49分 ばてばて、M氏に何度も待ってもらいながら登る。 振り返ると編笠山 雪で苦労した道が白い筋になって見える。 ![]() 12時19分 編笠山 権現岳まではまだ遠い ![]() 12時19分 権現岳 のろし場 M氏に待ってもらい休憩 写真を撮っていると M氏が「あまり下を覗きこまないほうがいいよ」 すぐ先は崖になっている様子。 足元がふらついて状態で そんなことしたら・・・ 先を見たら、登っている人が見える。 雪をよけて苦労している様子。 あれ、足元に小さいものが 犬? こんなところまで犬を連れてくるとは・・・ 休憩後、出発 M氏「それでは前の人に追いつきましょう」 それは無理でしょ・・・ ![]() ![]() ![]() ![]() 12時22分 のろし場 富士山の頂上の高さに影が出てきた。 このまま見えなくなるのかな? ![]() 12時24分 富士山 道は次のピークをを巻いて登る。 ところどころ雪が残る。 道が消える。 M氏は先に進む 雪の上は歩きにくいし 岩は崩れて歩きにくい。 といっても戻れないしなぁ ![]() 12時38分 雪を避けて登るM氏 ![]() 12時55分 稜線の上を歩く。 細い稜線は普通でも神経使うのに、雪 崩れたらどうしよう。 滑ったらどうしよう。 その場合は落ちるだけで、どうしようもないのだが・・・ 山に登る人はすごいなぁと思う。 ![]() ![]() 13時18分 雪の稜線 先行するM氏は時々立ち止まり 振り返って様子を見てくれる。 M氏はすごいなと思っていると 目の前で、片足そっくり埋まるM氏の姿 まだ安定した足場を確保できていた稲荷屋は カメラを取り出しM氏の姿を撮る。 M氏が「撮らんでいいから」 振り返ることもなく言う M氏も結構神経を使っているのかもしれない。 ![]() ![]() 13時20分 なんとか雪の稜線を渡りきる。 振り返ると通った稜線を歩く人の姿。 見てるだけでも怖い怖い。 ![]() ![]() 13時30分 小屋の前のベンチで一休み ベンチがありがたい ![]() 13時31分 権現小屋 小屋前で一休みの後、登る。 ![]() 13時32分 ![]() 13時32分 権現岳 権現小屋のすぐ上のピーク 権現岳山頂の前にここで休憩。 ![]() 13時36分 すぐ隣に赤岳 その奥には横岳が見える。 ![]() 13時38分 赤岳、横岳 赤岳を眺めながら休憩。 燕がたくさん飛んでいる。 風もあるのに、流されず飛びたい方向にいるものだと感心。 ちょっと広さがあったので (多少岩で痛いものの) 稲荷屋は仰向けになり空を見上げて休憩 これは楽、気分的にも楽になり ようやく回りの様子を見る余裕も出てきた。 M氏はストーブで湯を沸かしカップラーメンを食べる。 稲荷屋はお湯を分けてもらってコーヒーを飲む。 インスタントコーヒーの袋がパンパンに膨れている。 2500mとはいえ、気圧の差を感じる。 稲荷屋が寝ていたとき、他の登山者に 気分悪いのですかと声を掛けられ 疲れただけですと答えたが この高さでも高山病になる人はなりますからねと 言われたことを思い出す。 ![]() 14時07分 ![]() 14時08分 権現岳山頂 十分な休憩をとった後、下山。 権現岳の山頂(岩)の下を通る。 ちょっと上がれば山頂だが、どうしよう。 M氏は当然行くが 稲荷屋にはそんなに余力はない。 迷ったが、稲荷屋も行ってみる。 とりあえず写真だけはとっておく。 見るからにばてばての稲荷屋。 ![]() ![]() ![]() ![]() 14時23分 権現岳山頂にて 下りは、稜線伝いの道 南側斜面で雪も少なそう。 ![]() 14時26分 ![]() 14時35分 権現岳を振り返る。 ![]() 14時37分 権現岳 木々の間は雪の残っている。 膝やそれ以上の埋まったりしながら下山。 ルートファインディングはM氏頼みなので 稲荷屋は歩くだけなのだが ばてばての稲荷屋にはきつい・・・ ![]() 14時44分 ![]() 15時0分 ![]() ![]() 15時16分 三ツ頭 甲斐小泉駅方面(右)へ ![]() 15時20分 分岐 ![]() 15時55分 ![]() 15時55分 ![]() 16時13分 木戸口公園 ![]() 16時24分 ![]() ![]() 16時29分 ヘリポート ![]() 16時40分 笹すべり ![]() 17時11分 延命水(生水飲用不可) ![]() 17時26分 分岐 分岐と駐車場はほぼ同じ高度なのだが その間を結ぶ道は沢を渡るため一旦下ってまた登り 最後の難関 M氏が思わず「橋を掛けて」という。 のぼりを考えるとこの大きな下りは憂鬱だ。 ![]() 17時38分 ![]() 17時42分 最後の坂を登りきり、駐車場へ そこにあった看板には「熊に注意」との文字が いまさら言われても・・・ ![]() 17時59分 ![]() ![]() 17時59分 駐車場に戻る。 靴を履き替え、登山タイツを脱ぎリラックス。 スパティオ小淵沢で、汗を流し一休み。 談合坂で夕食をとって帰るが GWの翌週のためか高速はとても空いており 10時前に帰宅。 無理かと思ったが日帰りできた。 ![]() 18時01分 駐車場からの南アルプス |