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日 時2006年10月28日 08:00-15:40
目的地八ヶ岳(硫黄岳2,760m・横岳2,829m)
同行者同僚M氏
メ モ高低差は900m
稲荷屋としては、富士山次ぐ高所。後は立山一の越(2,700m)宝永山(2,693m)



(((作成中)))
週末どこに行こうかなと思案
大山か、塔の岳か、どちらも地図は揃っている。
大山なら午後の早いうちに帰ってこれるけど先々週、遭難者が出ている。
(しかし、どうやったら遭難するのだろうという山らしいのだが・・・)
1日かけて塔の岳をまわろうか。
金曜の朝までいろいろ悩み、道標もしっかりしているらしい塔の岳にと思ってると
M氏から、週末予定あるの?と聞かれる。

M氏からの提案では、
・権現岳(八ヶ岳)2,715m 日帰り、一泊どちらでも
・鳳凰三山(南アルプス)2,700〜2,800m 一泊
・上高地〜涸沢(頂上には行かない)
いろいろ見てみるが、Webで検索してみると鳳凰三山はなかなか魅力的
ただ、初日、二日目共に6時間以上の長丁場、ハードそうだなぁ

会社帰りに、書店で地図を買う。
(ただ、既に持っている地図だったことに電車の中で気づく。
M氏には、同じ物を買ってしまうなんて大丈夫?と突っ込まれてしまう。)

夜M氏から、土曜日はいいが、日曜に天気が崩れそうなので変更しようとの提案。
M氏の提案は、
・硫黄岳(八ヶ岳2,760m)
・乾徳山(2,013m)
爆裂火口を見てみたかった稲荷屋としては、硫黄岳は行ってみたい所。
(乾徳山はガイドブックの地図しかないし・・・)

では、明日朝決めましょうということで
朝4時半と時間を約束

荷物の準備などをしていると、気が付くと0時を過ぎてしまう。
何とか寝なくては。

4時に起き、身支度を始める。
お湯を沸かしたり、ゆっくり支度をしていると、
25分ごろドアをノックされる。
ドアの前にはM氏、曰く「4時半に車が出発だよ」
慌てて着替えを済ませ、M氏の待つ車へ
「7分遅れですね」のM氏の言葉と共に出発した。

中央高速を走っている間も、空はどんよりしている。
夜が明けると晴れるかなと希望的観測をして進むが
途中で雨が降るなどちょっと不安になる。

双葉SAで休憩するが、まだ曇っている。

三井の森のゴルフコースや別荘地を抜けて登山口の桜平を目指す。
天狗岳に向かうための唐沢鉱泉との分かれ道から先は、砂利道で穴も多い。
(先週の日曜M氏は独りで天狗岳に登っている。)
M氏の車はオフロード車ではないので、こすらないように慎重に進む。

桜平の駐車場に着くと、既に何台かの車が止まっていた。
靴を履き替え、登山の準備

手際の悪い稲荷屋はM氏に迷惑掛けまいと
急いで準備するがそれがまた失敗。
M氏から「なに高い靴はいとるん?」といわれ
見ると稲荷屋がはいたのはM氏の登山靴。
何にやっているんだか・・・

どうにかこうにか準備をして、8時登山開始



気が付くと天気は快晴。
少し肌寒いが、気持ちのいい天気。


登山開始



山は秋の景色、青い空が気持ちいい


登山道



夏沢鉱泉到着


夏沢鉱泉(8:30)



夏沢鉱泉から、振り返ると遠くに山並みが見えた。
地図などを見ないでも、山の名前を説明してくれるM氏。
さすがだ・・・


夏沢鉱泉から


カシミールの情報から



オーレン小屋到までは、荷揚げ用の小型キャタピラ車が通るために
道は平らに幅もしっかり整備されている。おかげで歩きやすい。

オーレン小屋到着
ここで、トイレを借りる。
1回100円。とても綺麗なトイレだった。


オーレン小屋(9:05)



登山道は、緑に囲まれ気持ちいい


登山道



ヒュッテ夏沢到着。
山小屋としての営業は10月で終了していて、閉まっていた。


ヒュッテ夏沢(9:30)



この稜線を辿ると根石岳、そして先週M氏が登った天狗岳


ヒュッテ夏沢から根石岳



ヒュッテ夏沢から硫黄岳の爆裂火口が見える。
(朝は逆光になり見づらい)


ヒュッテ夏沢から硫黄岳を見上げる



ヒュッテ夏沢をすぎ硫黄岳山頂を目指す。



ヒュッテ夏沢の先はしばらくすると木々がなくなり石の道になる。
木々がなくなり、見晴らしがいい。
振り返ると快晴の空の下、遠くに山々が見える。


















青い屋根がヒュッテ夏沢



石の道はしっかりしていて、幅もあるのだが・・・
遮るものがないためかとても風が強い
見晴らしもよく、歩きやすいのだが
風の強さが気分を萎えさせる。

萌ぇならぬ、萎ぇって感じ

爆裂火口からは少し離れた道で断崖ではないし
安心して歩ける道だとは分かっているのだが
あまり経験のないような風の強さが、
とんでもない所に来てしまったのではないかと
心に動揺を与える。

ちょっと岩が張り出しただけで
ちょっと気をつければいいだけの通過でも
萎えた気持ちには大変なものと感じてしまう。


石の登山道



硫黄岳山頂はあと少し


硫黄岳山頂を目指す







山頂を目前にして、爆裂火口のそばを通る。
M氏からは、昔覗き込んで滑落死した人がいたから気をつけてといわれる。
それ以前に、よろめいたり崩れたりした怖いので近づけない。


硫黄岳爆裂火口



硫黄岳爆裂火口



硫黄岳山頂にて、稲荷屋



硫黄岳山頂にて、M氏











硫黄岳山頂







硫黄岳爆裂火口















硫黄岳山荘



硫黄岳山荘







台座ノ頭から富士山



空き缶



台座ノ頭から横岳



台座ノ頭から横岳、富士山



台座ノ頭から富士山



台座ノ頭から横岳(大権現)











横岳(大権現)山頂から硫黄岳、台座ノ頭



台座ノ頭を歩くおばさん一行



横岳(大権現)山頂で一息つくM氏



横岳(大権現)山頂から赤岳



横岳(大権現)山頂に立つM氏



横岳(大権現)山頂に立つ稲荷屋



横岳(大権現)山頂から赤岳、そして遠くに富士山



横岳(大権現)山頂から赤岳、権現岳



横岳(大権現)山頂から富士山、茅ヶ岳



横岳(大権現)山頂から富士山



横岳(大権現)山頂から大同心と小同心



横岳(大権現)山頂から硫黄岳、台座ノ頭



横岳(大権現)山頂からジョウゴ沢火口











クサリ場



クサリ場のM氏



台座ノ頭から横岳(大権現)を振り返る








硫黄岳山荘とM氏







ジョウゴ沢火口



再び硫黄岳へ







硫黄岳山頂から硫黄岳爆裂火口



硫黄岳山頂から根石岳、天狗岳



硫黄岳山頂から横岳、赤岳、権現岳



硫黄岳山頂。三角点、避難小屋















峰の松目へ



オーレン小屋へ



















オーレン小屋、テント場



オーレン小屋



























夏沢鉱泉







登山道入り口のゲート







紅葉



尖石の湯