8回目の台湾
Gwは何か仕事が入るかと思っていたが、普通に休めることが確定したので、急遽立案。
2週間前に旅行の計画、航空券やホテルの手配ができるのは、行き慣れた台湾だからこそ。
マイルでの航空券は既に満席。いろいろ比較してみて、今回はバニラエア(LCC)で
往復とも窓側席確保。(往路は夜だけど)

4月29日

スカイアクセスで成田空港へ。
今回はLCCのバニラエア利用なので第3ターミナル。
第2ターミナルから第3ターミナルへは連絡バスもあるらしいが歩く。
青いラインが出発。茶色のラインが到着客用。

390m歩きあと240m

所々に休憩スペース。
通路は屋根に簡単な壁をつけただけ。冬は寒そう。


第3ターミナル到着。

LCC専用の第3ターミナルはシンプルなつくり。

ウェイティングエリアの案内。ただし、第2ターミナル。

第2ターミナルから続くトラックも終点。
国内線、国際線に分かれる。

ちょっと戻って、バニラエアのカウンターでチェックイン。
LCCならではの手続きの遅さか、40分近くも並んで待つ。

荷物を預けた後、荷物検査の結果で呼び出されることもあるらしく。
10分くらいは、このあたりで待っていなくてはいけない。

今回乗るのはJW107

登場時刻までちょっと散歩。
日本のお土産といえば、オタク文化か・・・

拝礼室もあった。

イミグレーションを過ぎ、搭乗口へ
写真は、バニラエアではなくジェットスター。
ジェットスターの機材は最新の787。

今回はボーディングブリッジではなく、バスでの接続。
待合所の真ん中のフェンスはバス乗り場への階段。

搭乗。

窓際とはいえ、夜で何も見えないまま桃園国際空港へ

桃園国際空港

朝1時というのにイミグレーションには長い行列
約1時間かけて入国。

台北駅へのバスに乗る。
成田空港で朝1時は何もできないか、台湾ならバスが使える。

朝2時40分台北駅到着

台北駅にもホームレス。

ホテルへ。
夜の台北だが、グーグルストリートで予習していたので、迷うことなく到着。
1090元と表示があるが、予約していたので990元

ホテルは5階

部屋は1.8m四方にテレビと、3段BOXのみ。(室内飲食禁止)
数時間寝るだけだからと、安いホテルにしたが、この割り切りはなかなか。(笑)


ドアのロックは、真ん中の釦を押して閉めるだけ。トイレのドアと共通(笑)

食堂、洗濯機、シャワー、トイレは共用。

エレベータの表示 B2ではなく、-2 なんだぁ・・・

4月30日
朝の散歩がてら、いくつかの建物の写真を撮り、
ホテルに戻って、チェックアウト後、博物館巡り
そして、新幹線で台中へ向かう。

散歩の最初は、国立台湾博物館(旧 台湾総督府博物館)
国定古蹟 竣工:1915年(大正4年)、設計:不明

二二八和平公園内SL展示室

台鐵第九號蒸汽機車
イギリスから日本へ輸入した後、台湾へ運ばれた機関車。

台湾総督府鉄道1形蒸気機関車 騰雲号
日本統治前、清国政府によりドイツより輸入された機関車。

二二八和平公園を抜けて歩く。

台湾広播電台放送亭(ラジオ塔)

二二八和平公園隣の台大医院 旧館(旧 台北帝国大学 医学部 附属医院)
市定古蹟、竣工:1924年(大正14年)、設計者:近藤十郎


二二八和平紀念碑碑

二二八和平紀念館

二二八和平紀念館(旧NHK台北支局)
朝早いので、まだ開いていない。

中華民国総統府
国定古蹟 竣工:1919年(大正15年)、設計:森山松之助、長野宇平治

この後、正面で写真を撮りたいと思ったが、銃を持った兵士に笛で警告されて、退散。

総統府の隣の司法院(旧 台北地方法院・高等法院)
国定古蹟 竣工:1934年(昭和9年)、設計:井手 薫

台湾銀行(旧 台湾銀行本店)
市定古蹟 竣工:1938年(昭和13年)、設計:西村好時

国史館:総統副総統文物館

国史館:総統副総統文物館(旧台湾総督府交通局逓信部)
市定古蹟 竣工:1924(大正13)年 設計 : 森山松之助(総督府営繕課)

西門紅楼
級古蹟 竣工:1908年(明治41年)、設計者:近藤十郎

台北天后宮
『僕の見た「大日本帝国」』で読んで気になっていた台北天后宮。
ここは旧 弘法寺で、弘法大師像が保存されている。


地蔵菩薩像

弘法大師像

中山堂(旧 台北公会堂)
二級古蹟 竣工:1936年(昭和11年) 設計:井手 薫(台湾総督府営繕課)
1945年の日本敗戦後、降伏調印式が行われた場所。

中山堂正面に 抗戦勝利と台湾光復記念碑

題字は連戦さんですか。

台北郵局(旧 台北郵便局)
三級古蹟 竣工:1930年(昭和5年) 設計:栗山俊一
元々は3階建てで、4階部分は戦後の増築らしい。
また、元々は車寄せもあったらしい。

台北府城北門(正式名称:承恩門)
以前は、高架道路が迫っていたのだが、現在はすっきり。

北門と台北郵局
左手の水色のストライプは城壁跡の発掘調査

日本統治時代の水準点。

台湾鉄路局(旧 鉄道部)
三級古蹟 竣工:1919年(大正15年) 設計:松崎萬長
9時になり散歩終了。
ホテルは部屋での飲食禁止なので、コンビニのイートインで済ませる。
いつものように、日本で見かけないものにチャレンジ。

カツ丼おにぎり
ホテルに戻り、荷物を回収して、チェックアウト。

魔法鶏排。@台北駅近く
フライドチキン店のキャラクター?

新光摩天大楼

JINS 何かイベントの準備中

台北駅で荷物をロッカーに入れる。
(ホテルでも預かってくれるが、ちょっと遠い)
ロッカーは、1時間当たり大20元、小10元。
荷物を小のロッカーに入れ、操作盤にロッカーの番号を打つ。
すると、画面に20元の表示。
10元のはずのなのに?と思いながら20元投入。
ロッカーを閉めるが閉まらない・・・
ロッカーの番号を打ち間違えた事に気づく。
大のロッカーに移してもいいのだが、大は1時間20元
3-4時間使う予定なので、これは諦めて一旦大のロッカーを空のまま閉める。
小のロッカーで操作やり直し。(私らしい?)あほなミス

自来水博物館へ向かう。MRTで台北駅から公館駅へ
MRTを待っていると、日本人の会話が聞こえてきた。
105年って何だろう?(2016年は民国105年)
戦争が終わってから?それだったら70年。
何があったんだろう????って
辛亥革命がいつだったかは覚えてないと思うけど
ちょっと恥ずかしい会話だった。

水資源教育観

台北自来水事業処(台北水道局)

自来水博物館 非夏季全票 50元(学割は夏のみ)

台北水源地ポンプ室(1908年建設)










921大地震で破壊された水道管

水道管いろいろ

水道管いろいろ

裏手に小高い丘がありその上にタンク
この丘の上のタンクをみて、上水がここにある理由が分かる。


水道管の遊具

オブジェ?

量水室
MRTで公館駅から中正紀念堂駅へ

台北府城南門(正式名称:麗正門)

台湾菸酒股份有限公司(旧 台湾専売局)
国定古蹟 竣工:1913年(大正2年) 設計:森山松之助

国立台湾博物館 南門園区
通常20元 学割使って半票10元

南樓展示館

日治時代の樟脳工場跡


貨物エレベータのスプリング

貨物エレベータ跡とレール
レールは屋外へ延びる

屋外へ延びるレール

屋外へ延びるレール


小白宮(物品倉庫)
1902年(明治35年)1月31日落成

内部は綺麗に整備され、倉庫の面影はない。


國家戲劇院

民進党政権下での「台湾正名運動」で、門の文字は2007年に「大中至正」の文字が「自由広場」に架け替えられた。

台北府城南門(正式名称:麗正門)

長榮海事博物館[EVERGREEN MARITIME MUSEUM]
入場料通常200元。学割使って学生票150元
2階から5階までが展示室。
1階のミュージアムショップでチケットを購入しエレベータで5階へ
一部を除いて撮影禁止。残念
5階 大型の船の木製模型が大量展示
原始の船からヨーロッパの帆船時代へ歴史順に並ぶ。
翻訳された中国語の船名も面白い。
4階は、遠洋旅客船、貨物船、軍艦の模型展示
貨物船コーナは、EVERGREENのコンテナ船
軍艦はUボートや、大和の模型も並ぶ。
3階は、船や海に関する絵画展示
画家の欄にはイギリスのマイナー画家等の表記が多い。
2階は、船の装備品関係の展示(写真撮影可)
1階は、大きめの模型船展示

1階の展示

港湾の模型(2階)

蘭嶼拚板船

中国人探検家 鄭和
コロンブスと同じ時代に、中国からアフリカ大陸まで航海した鄭和
これが現代の九段線にも影響している?

鄭和宝船

阿拉伯帆船(ダウ船 dhow)

ミュージアムショップの前にはビッケ
長榮海事博物館見学の後は、台北駅へ戻る。
二二八和平公園を再度通り抜け。

二二八和平公園の銅馬
台湾護国神社(現 国民革命忠烈祠)のものらしい
今では子供がまたがって遊ぶ遊具の扱い。戦前ではありえない・・・

「台湾護国神社」の神紋
この後、国立台湾博物館本館にも入ったののだが(学割 半票15元)
見たかった後藤新平像のある3階は、展示換えでクローズ。
前回に引き続き、今回も見ることできず。残念。
(そのために入場料払ったのに・・・)

台北駅そばの五鉄秋葉原
(通りすぎただけ。入った事はない・・・)

台北凱撒大飯店(台北シーザーパークホテル)のSIM販売店
ここでSIMカードを入手する予定だったのだけど・・・

改装のため閉店中?
まぁ、ホテルでWiFi使えればSIMなくてもいいか。

台北駅

地下の駅弁店で弁当を買う。

素食弁当(台湾風菜食料理)80元
残念ながら、私には好きになれない味だった。

ちょっと贅沢して商務席(ビジネス) 680元

故宮南院ラッピング

故宮南院ラッピング

故宮南院ラッピング

故宮南院ラッピング

サービスのコーヒー、菓子も故宮南院仕様

サンシェードって、テレビの画素みたい。

高鉄苗栗駅到着。ここで台鉄に乗り換え。
高鉄苗栗駅から建設中の台鉄豊富駅の新駅舎が見える。

現台鉄豊富駅はちょっと先。(写真中央ちょっと右)
乗り換え時間あまりないので急がなければ。

高鉄苗栗駅と台鉄豊富駅の間にある苗栗客家圓樓
放送大学の授業で圓樓を知ってから、圓樓にはとても興味があるものの
時間がなくて残念。

小雨の中、ちょっと走って台鉄豊富駅到着。

区間電車

台鉄豊原駅到着

台鉄豊原駅も高架化工事中
台鉄の懐かしい雰囲気も今後はなくなっていく様子。

台鉄豊原駅

台鉄豊原駅からバスで石岡ダムへ向かう
駅前のターミナルで、切符を買おうとしたが、悠遊カードがあればそれでいいらしい。
バスが到着。(このバスターミナル始発)
結構人が乗り込む。
降りるバス停はチェックしているが降り損ねるといけないので
隣の学生さんに、このバス停についたら教えて欲しいと依頼するが
英語も、適当中国語も通じない・・・
すると、正面の博愛席に座っていた高齢の女性が近くの高齢男性を指差し
この人が日本語話せると教えてくれる。
そして、バス停の書いたメモを見せると男性は
「まだ、着いてないよ」と一言。
それはそうだ、まだバスは出発しておらず豊原駅の前。
ちょっと要領得ない部分もあったけど、日本語を話してくれるのがうれしい。
男性は、何故一人旅なのか、友達を探しに着たのか?と問う
答えにくい質問だなぁ・・・
バスが目的地に近づき、ここだよと教えてもらいバスを降りる。
ありがとうと伝えるが、結構回りの学生さんから見られていた。
台中から区間電車で15分程度ところだけど、日本人旅行者は珍しかったのかも・・・

石岡ダムバス停

ダムが見えてきた。

ダムとは言っても、川をせき止めたようなものと思っていたのだが
川幅も広く結構大規模なものだった。





一部グラスフロアになっている。
天気が悪く、よく見えず残念。

上流側 ダム湖面

下流側 砂が堆積しているように見えたが、見えるのは岩

ちょっとした渓谷のような感じ

断層により破壊された部分に到着

破壊された部分を迂回する通路

崩れた状態で保存されているダム。

地震で破壊されたパイプ

7.5mの段差と水平方向のずれ

1999年の地震の姿のまま、きちんと保存されているのがすごい。

車籠埔断層保存館まで続く断層

よく見ると、破壊された側とは反対側の2つの堰は閉鎖されている様子。

ダム下流

ダム下流

ダム下流

ダム下流

ダムの周辺はサイクリングロードとして整備されている。

レールを使った、旧鉄路のサイクリングロード
バスに乗り豊原駅へ戻り。
台鉄豊原駅から台鉄台中駅へ

台鉄台中駅

台鉄台中駅で見かけた広告 ヨーグルト?

台中で2番目に高い台中神鑑大樓(金沙百貨大樓)
2005年の火災から放置されていたようだったが、今回足場が組まれていた。
2018年1月ホテルに変わる様子。
ビルの上の回転レストランはどうなるのかな?
ホテルは台中駅前すぐ(いつものプラザホテルではない)
見た目は普通だったけど、ゴム製品があったり、
唯一日本語が聞けたテレビのチャンネルは・・・だったり
そういうホテルだったのかな???

疲れて夜市に出かける気力もなく、コンビニ弁当で適当に済ませる夕食
翌日は、バスで日月潭へ向う。
明日の準備にバス停を探すが、よくわからない。
バス停は2箇所。バス会社のターミナルと駅前のはず。
どちらも見つけられず、駅の案内所で尋ねる。
駅を出て、右に進んで通り3つ向こう といっているらしいのだが
それって500m先のこと???
雨の降っているし、良くわからないまま、今日は休むことにする。