台湾 2日目(100年10月10日月曜)



GPS行動記録





朝食を食べに出るついでに朝の散歩

民宿を出てすぐ、顔のついた人型の物体
水の自販機かな?水商売もロボットに時代か?


水の自販機?


GoogleMapで見ると道が余り間隔なしに並んでいるのでなぜかなと思ったら水路だった。
途中暗渠化されていたりするのだが、暗渠の上は道路だけではなく、家が建っていたりする。


民義街と自由街の間の小さな水路。


コンビには日本のようにトイレも使わせてくれる様子。よかった。




朝食は、昨夜人がいっぱいで入れなかった小籠包のお店へ


公正包子店


このお店は24時間営業という。
さすがに朝は人が少ない。
小籠包は1個5元(約15円)
5個注文してみる。

小籠包というよりも、小型の肉まん。
中のお肉も甘くておいしい。
たれはニンニクが効いたちょっと辛めで
小籠包によくあう。
たれなしでも十分おいしい。
朝食には5個くらいがちょうどいいかな。


おいしそう。っていうか、おいしい。


机の上の調味料。小皿のたれだけでいいでしょ(笑)


2せいろって、朝から20個食べるの???



朝食を済ませ、散歩に松園別館へ

松園別館はちょっとした高台の上。
美崙渓を渡ると道はだんだん坂道になる。
雨上がりのためか、もともと水が豊富なのか
斜面から水が噴き出している。
水溜りにいるカタツムリは、海の巻貝かと思うほど大きい。


排水溝が切ってあると言うことは、いつも水が出ているかも?


カタツムリ



高台からの眺めはいい

松園別館は日本統治時代の軍の建物
将校用の集会所だったらしい。


松園別館


松園別館


松園別館は9時からなので、外から見るだけと思っていたが
近所の老人が散歩ついでに入ってくので、ちょっと入ってみる。
建物デザインは西洋風だが、材質はモルタルっぽくてあまり高級そうには見えない。


松園別館


小高いところにあり、海に向けての眺望がいい。


松園別館からの眺め




松園別館から花蓮港に下り民宿に戻る。
花蓮港には100年の飾りがあったが、
100年の節目なのにあまり他には見かけない。
民宿のKさんに「あれは国民党のお祭りだからという人もいる」と聞いたことを思い出す。
港では貨物船が荷役中。


花蓮港


CRIMSON MERCURY


花蓮港務局



花蓮港から街に戻る。
歩道に実がごろごろ。
見上げるとガジュマル。このガジュマルの実かな?


ガジュマルの実?


ガジュマル?



自転車の台湾。海沿いには立派な自転車道
この自転車道は昔の線路跡らしい


旧鉄道橋の自転車道


自転車道




道路標示の文字は、丸っこい文字でやわらかい感じ



散歩もいいがそろそろ民宿にもどらねば。
今日は民宿の「海線・山線ツアー(1日コース) 」
本来は2人からのツアーを、稲荷屋独りのために実施してもらう。
贅沢贅沢。(金額も倍だけど、高いわけではない)

ツアーは9時20分ごろ出発。
まず最初は150Kmにも及ぶ海岸山脈の北端、花蓮渓の河口にある花蓮山の上にある
花蓮遠雄悦来大飯店(遠来飯店)前の展望台から花蓮市内、中央山脈を眺める。
ちょっと天気が悪く、見晴らしが悪いのが残念。

木瓜渓、木瓜とはパパイヤのこと、意味的にはパパイヤ側らしい


木瓜渓


国立東華大学


吉安郷の工場


花蓮山の上ということで景色はいいが、花蓮市街からここに来る途中には
墓地(小型の家のようなお墓)もある。
墓地は風水的に好いところに作り、風水的に好いところは景色がよいことが多く
結果、墓地の近くにホテルが出来ることも多いとか。

ホテルは、英国ビクトリア調で作られているらしい。
泊まるわけでもないし、ここでビクトリア調見てもねぇ
次の目的地へ


花蓮遠雄悦来大飯店(遠来飯店)



右手に花蓮遠雄海洋公園の観覧車が見える。
地球の歩き方によると、本格水族館もあるらしく、
水族館好きとしては気になるが、今回のツアーコースではなく素通り。
あまり大きそうには見えないものの
年末年始はホテルも取れないほどの人気だとか。


花蓮遠雄海洋公園



小雨の中、気合の入った自転車のりたちを見かける。
さすが自転車の台湾。


自転車



和南寺は背面の山腹に大きな観音像のあるお寺。
観音像の足元まで登り、海を見る。












堂内の仏像は日本とそんなに変わらない感じ


名彫刻家楊英風の作らしいが、楊さん存じ上げません。


観音像の傍から海を眺める。


芭崎展望台


芭崎展望台

ここから見える磯崎海水浴場(写真中央のくぼんだエリア)は花蓮県で唯一海水浴場。
ここ以外に遠浅の海岸はなく、急に深くなるので泳げないとのこと。
軍事的な理由から遊泳禁止の時期もあり、台湾では泳げない人が多いとKさんの説明

磯崎海水浴場先の山は海に突き出した島状の岬を頭にみたて
亀が海に入ろうとしているように見える。
陸繋島かな?





海岸の道を進んでいく




花蓮に向かう電車からも見えてちょっと不思議だったのが水牛
街を離れると、結構放し飼いにされている。

昼は草を食べに出た水牛は夜には牛舎に戻るのであまり手をかけずにすむらしい。
草地と牛舎の間には道路があり、時間によっては道路を横切るとのこと。
手がかからないためか、1頭5~6万元らしい。
金額的には買えない事もないけど、ばらせないし、一頭買うことはないな。

水牛を見つけるには鷺を見つけるといいとKさん。
大体ペアでいるからとの事。確かに水牛と、鷺が両方いる。
帰国後調べてみると、中国語ではそのまんま牛背鷺というらしい。
ウシが移動する際に追い立てられた獲物を目当てに後をつけているらしい。
なかなか賢い生態


水牛











石梯漁港脇の海鮮店で昼食

刺身と味噌汁とマンボウと白飯を注文。


刺身は、何の刺身との指定はなしに、カジキマグロの刺身が出る。



味噌汁がこんな形で出てくるとは


味噌汁は豆腐と魚肉入り。なかなかおいしい。


マンボウ・・・
白い肉と半透明のゼラチンの身でコラーゲンたっぷり。
香菜も効いていておしい。

ご飯もジャポニカ米でおいしい。


マンボウ


マンボウ



よく見ると箸袋には「おてもと」書いてある。
箸自体は中華的な箸なのに(笑)

二人で食べるはちょっとしたボリュームながら500元。
Kさんと割り勘で250元(700円くらい)

昼食を済ませて店を出ると、雨の中団体さんの到着。
重ならなくてよかった。



石梯坪
キャンプ場を抜けていろいろな海食地形が見られる海岸へ
いろいろな岩を見ることができた。
帰国後調べると、大きな甌穴等もあったらしいのだが、見つけきれず残念。

















長虹橋
長虹橋は民国56年(1967年)に建設された、長さ120mの台湾最長のアーチ型の橋
遠くから見ると虹が山を跨いでいるように見えるところから「長虹橋」と命名されたというのだけど・・・
そんな風にみえるかな?





北回帰線モニュメント
夏至の日の正午には太陽が真上に来るところ。
正面からは単なる塔に見えたが、横に回りこむと塔は
万年筆の先のように割れたデザインだった。





海岸山脈越え
秀姑巒渓に沿って海岸山脈を横断、通常ならラフティングを楽しむ人が見えるらしいが
今回は水は増水しにごり、ガスも出ていて、ラフティングどころではないだろう。

目の前でがらがらと落石していたりする。 さっさと通りぬけなければ

山脈超えと言いながら、道は川沿い道。
川が流れると言うことは、山脈の西側から東側に向けて順に低くなっていると言うことで
川の経路に関しては山はない。
ただ、山脈を切り込む川に沿って走るため、山の斜面の中に造られた山道となる。


目の前で崩れてくる岩



海岸山脈を越えれば今度は山線を北上
温背にには興味がないので、瑞穂温泉はパスして花蓮観光糖廠へ

(メモ)
元々は、1921年にが設立された鹽水港製糖株式會社の花蓮港製糖所大和工場。
第二次世界大戦末期、アメリカ軍の爆撃に遭い破壊され、戦後、修復されている。
2002年、国際的な砂糖価格の長期下落およびWTOへの加盟というダブルパンチで操業停止となり。
現在は観光名所となっている。
台湾での製糖は、オランダ統治時代から行われていたもので
日本統治時代の工場を接収、合併して台湾製糖公司となった。
製糖産業が斜陽化した現在でも、農地などで台湾で最大の地主という。


ここはアイスクリームで有名らしい。色々な種類があるが、


色々なアイスクリーム。

ちょっと変わったアイスクリームは、卵の黄身入りアイスクリーム(人気3位)
どうせ食べるならと卵の黄身入りアイスクリームに挑戦。
味としては・・・黄身はなくてもいいかな。
カップの底にナッツが入っていたのは、おいしかった。


生卵入り


水牛車


場内には花糖文物館もあり、工場時代の物品が保管されていた。
アイスクリーム売り場は人が多かったが、ここは誰もいなかった。係員さえいない。

製糖関係の物だけではなく
宿舎の瓦のような、どうでもいいと思われる物まで展示してある。
台湾の人は日本統治時代の物好きだなぁ。


花糖文物館


花糖文物館


花糖文物館


屋外展示の366蒸気老火車頭


線路跡

サトウキビ刈取機。
民国77年(1988年)購入とあるので、この機器は戦後の機器


甘蔗採収機

工場の社宅はきれいに復元され、宿泊施設として使われているとか。
わざわざ社宅に泊まりたいとは、ちょっと不思議な感覚。
Kさんに部長社宅とかあるんですよと説明を受けるが
うちの工場の社宅には、部長用とかいまでもある・・・


社宅



花蓮観光糖廠から林田山林場へ移動

林田山林場は台湾四大林場のひとつ。
日本統治時代は「森坂(もりさか)」と呼ばれ、林業を中心に一つの町を構成していたらしい。
「森坂」と呼ばれていた名残で「摩里沙卡(MORISAKA)」と呼ばれているらしい。
Kさんの話では、大規模な火災により没落したらしい。
Webで検索すると、1990年に天然林の伐採が禁止されるまでとの記述もあるので
火災と規制のダブルパンチとなったのかもしれない。

車を降りて、坂を登ると中山堂へ(檜造りとしては台湾でも最大級らしい)


中山堂

中山堂内部には大型の映写機が2台展示されていた。
民国50年(1975年)なので、中華民国復帰後の林業のピーク時に購入されたものらしい。


映写機

林業の場で森に近いせいか、毒蛇注意の看板


毒蛇注意


どこまで続くのかわからないが、トロッコの軌道はきれいに整備されている。
映画セデックバレ(賽德克巴莱 )のロケで使われたとか


トロッコの線路跡




いい感じに古びた建物






合歓木


トロッコの機関車
運転台は簡素な感じ
機関車の台車には KATO WORKS / SHINAGAWA TOKYO の文字
帰国後検索してみると、クレーン等の建機などで見かける加藤製作所が
大正時代に鉄道省指定工場となっている。
この加藤製作所(品川)の製品か?



林田山の機関車


林田山の機関車


林田山の機関車



鯉魚潭へ
向かいの鯉魚山は鯉の形に見えることから名前が付いたとか。
どうだろう


鯉魚潭


小雨ということもあり、人は少ない。


鯉魚潭


ここの道路は車と、バイクと、自転車が別レーンになっている。
路肩を走れという日本よりも自転車にやさしい。


2つのバイクレーン



蕃刀の工房に寄るが留守の様子で見学できず残念。
工房の中には吊橋の親柱があった。日本統治時代の物かと思ったが
民国45年(1970年)のものだった。


蕃刀の工房



吉安慶修院

吉安慶修院は真言宗の寺院。
2003年に修復され、きれいな状態。

吉安郷は古くは原住民であるアミ族の居住地であったものを
移住させ、その後日本人が入植した日本時代で最初の官営移民村。
四国徳島からの大量の移民が故郷を流れる吉野川に因んで「吉野村」と名づけ
現在の吉安郷は「吉野」という地名は日本を強く連想させることから改称されたらしい。
残念ながら月曜で休館で入れず。
休館日とは、お寺と言うより観光地の方が強いのかもしれない。


吉安慶修院


吉安慶修院


吉安慶修院


吉安慶修院



慈恵堂で車を降り、Kさんは勝安宮で待っていてくれる。
慈恵堂と勝安宮を自由に見て回るわけだが、この道観(道教寺院)はどこを見ればいいのか?
なかなか難しい。

まずは、慈恵堂
中華系の寺院内部の装飾の緻密さは感嘆する。


慈恵堂


慈恵堂


慈恵堂から勝安宮に抜ける通路の壁には仮面がずらり
これはなんだろう?


仮面

次に隣の勝安宮へ


勝安宮


勝安宮


勝安宮を見学して駐車場で待つKさんと合流。
Kからは孫悟空いたでしょといわれるが、見逃した。
そもそもなんで、道教で孫悟空?
像の中には目連さんもいるか盂蘭盆の目連さんと同一なのだろうか?
道教は、知識が足りずなんとも判断がつかない。

帰国後、慈恵堂と勝安宮について調べなおすが、これがなかなか難しい。
隣り合った慈恵堂と勝安宮、どちらも玉皇上帝の母神 西王母を祭っている。
(西王母を慈恵堂は金母娘娘、勝安宮は王母娘娘と呼び方が異なる。)
また、道教における最高神、玉皇大帝は『西遊記』に登場し、孫悟空に位を与えているらしい。
その関係で、孫悟空がいるのかな?


蛮刀の工房、吉安慶修院の二箇所は当初の予定なかった所。
天気が悪く海岸山脈超えを急いだのと瑞穂温泉をパスしたための
時間調整してもらったのかな?
花蓮の見所は色々あるとはいえ、追加できる見所を用意している
Kさんはプロだなぁ。



民宿に戻り、夕食に出かける。
今日はKさんお勧めのガチョウ料理「鵝肉先生」
Kさん曰く、若旦那が英語できるからということだったのだが
稲荷屋は英語もできない。orz
若旦那が英語で注文とってくれるが、中国語のメニューもわからん
英語もわからん・・・
ガチョウと思われるメニューとyellow noodleを注文
さて、yellow noodleって何だろう???
注文した二品が出てきて、食べていると
若旦那は気にかけてくれて追加注文はないかと声をかけてくれる。
メニューがわからないから・・・
ガチョウの肉は、そんなにくせもなく、おいしくいただく。


鵝肉先生


鵝肉先生


鵝肉先生



町で見かけたドラえもんカラーリングの原チャリ(笑)


この程度では痛単車とはいえないか。




コンビニで買い物をして民宿へ

台湾はビールなど安くて(35缶で100円くらい)思わず飲みすぎてしまう。
ちょっと変わったフルーツ味の台湾ビール(白葡萄とライチの2種類)が
目に付いたので購入。
缶チューハイかと思い原料をみるとビール。
飲んでみると、ビールっぽさはなく缶チューハイ感覚。
結構飲みやすい。


台湾ビール


アンハイザー・ブッシュのビール。
世界第三位のアメリカのビール会社だけど、日本では見かけない。
ビールを見ても、日本はガラパゴスだなぁと思う。


ビール





民宿に戻ると
ご主人のKさん、常連のMさんと店先で飲み(笑)
色々な話を聞かせてもらう。
1日しっかり観光したので、ちょっとくたびれ気味。
お話は尽きなかったが、稲荷屋は23時で中座させてもらった。