5月5日(木) 朝起きて朝食までする事もなく、帆船石が朝日を浴びるところを撮ろうとカメラを持ってホテルの前へ。
日の出前は涼しく、小鳥がにぎやかにさえずり、気持ちがいい。
周りに日が射してきて、明るくなっていくが、待てども待てども帆船石はぼんやりしたまま。

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帆船石

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帆船石


朝食後、フロントでがらんぴに行くバスはあるかとたずねると、100NTDでホテルのバスが利用できる。
時刻を尋ねると、好きなときに出して貰えるらしい。
部屋に戻り支度をしてチェックアウト。
バスを依頼するとすぐに用意してくれる。

朝のフロントは英語普通に話せる人で、バスに乗る際も、何かあったら電話するようにとホテルのカードをくれる。
これは心強い。
鵝鑾鼻(がらんび)でバスを降り、公園へ。

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鵝鑾鼻公園

公園に入り、灯台へ向かう。
途中、犬につきまとわれる。向かってくる犬ではないが、気持ちのいいものではない。
(台湾は野良犬が多い)

灯台に着いたが見学可能時間までは、少し時間があった。
要塞機能のある灯台、2隅に楼。壁に狭間、そして堀がある。


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台湾八景 鵝鑾鼻

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鵝鑾鼻灯台

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鵝鑾鼻灯台

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鵝鑾鼻灯台


海岸沿いの遊歩道(木道)を歩く。
目の前いっぱいの水平線、波の音、潮風が気持ちいい。
開園すぐなので人も少なく、風景を独り占め。

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海岸の木道

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海岸の木道


遊歩道の先をすすむと、展望台や接吻岩、ミステリーケーブなど見所いろいろ。
公園内に又一村との表示がありなんだろうと不思議だったが、これは古代の遺跡跡らしい。

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帆船石、その先に大尖山

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海の向こうにかすかに見える、風力発電所と原子力発電所


灯台に戻り、灯台を見学。
塀の中は綺麗に整備されていた。

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鵝鑾鼻灯台

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鵝鑾鼻灯台

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鵝鑾鼻灯台

灯台の近くに最南端の碑があると思うのだが見つからない。
どうも、公園の外のよう。

公園を出て最南端の碑を目指す。
途中でバイクの若者に声をかけられる。
「中国語聞いてもわからない。私は日本人です。」と答える。
観光地だからみんな道不案内で迷っているんだなぁ。
とはいえ稲荷屋に聞かれても困る。

駐車場を抜け更にすすむ。
車道からの左に伸びる歩道があり、最南点まで500mの表示。

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あと500m

木々に囲まれた道を抜けると最南端の碑に到着、視界が開ける。
気持ちの良い光景なのだが・・・
目の前の珊瑚の海岸では宗教団体らしきご一行が行事の最中。
終わりかけで、片付けて引き上げくる人もいたが撤収はもうしばらく掛かりそう。
諦めてできるだけ彼らを視界に入れないようにして、景色を楽しむ。

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最南端の碑

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白装束の人々

鵝鑾鼻公園の駐車場に戻ると、多くの観光バスが来ていた。


鵝鑾鼻から高雄に戻るバスを探すが団体のバスばかりで、バス停が見つからない。
いろいろ聞いて、うろうろする。
ようやく見つけたときには、バスが止まっていた。
運転手に確認するがヒステリックな高い声で何か言っているがよくわからない。
わからないながらも、運転手から切符を買う。
出発までもうしばらく時間がある。車内は空調がききすずしいが、冷たい飲み物でも買いたかったが、 甲高い声と話す気にもならず、我慢。(ぬるい水はあるので脱水症状になることはない) ちょっと恨めしく外を眺める。
あれ?セブンイレブンと思った店はFREE?あれ?


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FREE

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バスチケット

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バス内部


発車時間となりバスは高雄へ。
帆船石、原発、恒春と来た道の逆順の風景が流れていく。

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バスの車窓から帆船石付近。トーチカ?

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バスの車窓から墾丁

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バスの車窓から墾丁。ドラえもん?

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バスの車窓から墾丁。風力発電所、原子力発電所。

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バスの車窓から墾丁。鉄道の高架化?高速鉄道?

高雄に近づくと85ビルが見えてくる。
町中に入り、あるバス停で多くの人が降りる。高雄駅かな?電光掲示には高雄の文字はない。
(後で思うと火車駅だったかも)
バスが発車すると見慣れた高雄駅が・・・
ここで降りるべきだった。次のバス停で降りようと、ボタンを押すが反応なし。
運転手と話したくないし、MRTでもどれ倍委と諦めて終点の左営までのることにする。
左営着。追加料金かなと思いつつ知らん顔して、降りてみる。
運転手が切符を確認しまた甲高い声をあげる。
約100円。払うのかまわないが、この声を聞くのがつらい。

MRT左営駅、通り過ぎた高雄に戻って、またここにくるのかと思うと、時間が勿体無いが仕方がない。
MRTで三多商圏へ戻り、ホテルで荷物を受け取り、再びMRT左営へ。

高鉄左営駅、MRT左営駅、台鉄新左営駅は同じ場所にあり。
台鉄左営駅は一駅先にある。ちょっと誤解しやすい。

高鉄左営駅で新幹線の切符を買う。ビジネスクラスのカウンターは2人待ち。
待っていると、他の(ビジネスではない)カウンターから声をかけられる。
そのカウンターに並んでいる人もいるのだが
ビジネスクラスの切符は優先して対応してもらえるらしい。
(時間ギリギリの切符は買うつもりないのでそこまでしてくれなくても良かっただけに
並んでいる人に申し訳ない。)


駅の売店でビールと軽食を買って新幹線に乗る。
手が滑り、ビール缶を倒してしまう。
シートや床は大丈夫だったが膝がびっしょり。
ビール臭くくなってしまう。
あと1日ごまかして穿きたかったのに。どうしよう。

新幹線でのコーヒーのサービスは、断らない限り停車駅毎にもらえる。
今回は台中までの間に3回のコーヒータイム。

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台湾新幹線

台中着。バスを探すが面倒になってしまったのと、
両替しすぎでNTDがあまりそうなので、
ちょっと贅沢してタクシーでホテルへ。
(台鉄鳥日駅と隣接しているので、台鉄台中駅に移動することも可能だったのだけど、乗り換え面倒)

17時半ホテル着。
まだ明るいのでどこか見に行こうかとちょっと出かけてみるが、
近くのはずの自然科学博物館にたどり着くのがやっと。
疲れてペースが遅いのか、台中市を甘く見ていたのか。
このペースで歩いていては、どんどん暗くなってしまう。
今日はあきらめホテルに戻ることにする。
途中コンビニで買い物。
新幹線でのお弁当とお菓子が効いているのかお腹は空いていないので、
今日の晩御飯はお酒とおつまみ程度でいいか。

台中のホテルは日本語が通じるだけでなく、サービスも丁寧。
ホテルマンの対応だけなら高雄のホテルよりもよいかも。

ホテルに戻って、ゆっくりしたいところだが
ビールをこぼしてしまったジーパンの対応。
予備のズボンもあるものの、これは帰国時にとっておきたいので
ジーパンを洗うことに挑戦。
バスタブのあるホテルならよかったのだが、こんなときに限ってホテルはシャワーのみ。
ジーパンをはいて、シャワーを浴びて簡単に洗濯。
独り旅行でも部屋はダブルなのでバスタオルは二人分。
バスタオルにはさんで乾かすが、なかなか水分は抜けない。
前のホテルでもらった新聞紙を使うと、やはりこれが効果的。
もっと持ってくればよかった。
あらかた水分を抜いて、後は空調の吹き出し口のそばにかけて乾かす。
明日までに乾くかな?