2005年11月3日

今日も天気はまずまず。
まずは国父紀念館を目指し、MRTで台北駅から国父紀念館駅へ向かう。

国父紀念館駅から出ると、光復小学校があった。
「体育表演会」とあるので運動会かな?






中山公園・国父紀念館(8:20)



国父紀念館(建物的には後ろ側)



国父紀念館の周りは太極拳や社交ダンスの練習など、いろいろなひとが集まっていた。



翠湖(中山公園)



国父紀念館
天気が良くて気持ちいい。


国父紀念館



国父紀念館



国父紀念館の正面の柱の間から見えたTAIPEI101



9時の衛兵の交代(緑の制服の陸軍)



9時の衛兵の交代



孫文像と衛兵



孫文像。



国父紀念館前の植栽



みなさん思い思いというか、のどか感じの公園。




国父紀念館の隣にある市政府ビル内の台北探索館へ。

台北探索館(9:32)

(最初、入り口を間違え市政府ビルに入ってしまった。)
台湾の歴史が学べる台北探索館。
子供向けかもしれないが、台湾初心者の稲荷屋にはとても興味深かった。

展示物を見ていると、係りの女性が声を掛けてくれた。
とりえあず「我是日本人」
すると、そばにいた4-5人の日本人の集団を教えてくれる。
どうやら日本語でガイドしているらしい。
でも、ゆっくり展示がみたいので独りで見ていると
説明しようとしてくれる。
(ありがたいのだが残念ながら良く分からなかった。)



台北探索館



北門の模型
2階側面にあるのが城壁での出口とは思わなかった。







こうしてみるとなかなか堂々とした門に見える。



迪化街の家の模型
道路に面した1階部分が通路になっている。
言葉なしでわかる展示物っていい。

日本では、間口の広さで課税されたとき、このような建物が増えたと記憶しているが
これも同じような理由によるだろうか。

この模型の前で、係の女性がここではお茶や薬などいろいろなものを売っていると言っていた。
稲荷屋は「我去了」(私は行った)といったつもりだったが通じたかなぁ。
(ウォーチーラとカタカナで考えてしまい。我去了(行った)、我吃了(食べた)の
どっちを言っているのか自分でも分からなくなってしまった。)



「ばかと煙は高いところにのぼりたがる」の例外のもれず
稲荷屋も(怖くなければ)高い所には登ってみたい人。
そこで気になっていたすぐ隣のTAIPEI101観景台へ
(実は開場の10時まで、9時から入れる国父紀念館などで時間をつぶしていた。)

TAIPEI101観景台(学割利用)(10:20)

101階建て、高さは508m(世界一)。
世界一の高さからの展望はすばらしいが、
立地の点で新光摩天展望台の方が見所が多いように感じた。


TAIPEI101



TAIPEI101
右下のちょっと変わった建物は君悦飯店(グランド・ハイアット台北)



TAIPEI101
先端の塔の部分。さらにその上に薄く黒い線が延びているように見える。
煙かなとも思ったが、ビル屋上での風は強いので煙ではなさそう。
何だろう







展望フロアは89階、更に追加料金で91階へ
91階はサンシャイン60のスカイデッキのような屋上展望台、天気がよいので気持ちがいい。
この91階でも390m、日本一高い横浜のランドマークタワー(高さ296m)よりも高い。



国父紀念館



市政府ビル



君悦飯店(グランド・ハイアット台北)



台北松山機場と忠烈祠



圓山大飯店



松山煙草工場跡地



松山煙草工場跡地



鉄路局台北機械所、ボールが埋め込まれたような建物は京華城(デパート)



台北世界貿易中心(World Trade Center)



中正祈念堂



新光摩天ビルと台北駅



台北巨蛋(TAIPEI ARENA)と市立体育場



総統府



台湾大学



中正区方面



台北松山機場と美麗華百楽園の観覧車



おそらく寺院、手前の建物の屋根は日本の城を思い起こさせるような形





国立歴史博物館へ向かいたいのだが、どう行こうか悩む。
面倒なのでタクシーに乗ることにする。
(台湾のタクシーも乗ってみたかったし)
ただタクシーは行き先を言わなくてはならない。
「国立歴史博物館」がなかなか発音できない。
結局、地球の歩き方で指差して分かってもらう。



国立歴史博物館(学割)(12:50)

建物は派手。
企画展の現代的な展示はつまらなかったが
仏像や唐三彩、大型の銅鼓などはすばらしかった。



隣にある植物園、気になるのだが
基隆に行く時間がどんどんなくなってしまう。
どうしようかと迷うが
通り抜けてMRTの駅に出ようと理由をつけ植物園へ。













台湾布政使司衛門(歴史文化財)1985年移築



台湾布政使司衛門(歴史文化財)



台湾布政使司衛門(歴史文化財)



温室




MRT小南線の小南門駅から台北駅を目指す。

MRT小南線は単線

小南線は台北駅の混雑を避けて通るための迂回路線で3駅しかない。
西門駅で乗り換えて台北駅へ。

台北駅から西部幹線で基隆駅へ。




台北から基隆への往復は鉄道を利用した。


台北から基隆への切符
「通勤電車」電車の種類。乗ろうと思ったときに次に来る電車は通勤電車だった。


台北駅は線路が地下化されている。
そのため、地上部分は駅舎だけですっきりしている。


基隆へ


電車到着


車内はロングシートで、まさに通勤電車。


基隆駅にて


到着したホームの柱
東京駅のホームの開業時からの柱 に似ているような。
(統治時代の物かな?未確認)



基隆(15:18)
台湾北部の街基隆



基隆駅。午前中、台北市内で時間をとりすぎ着いたらもう15時半
陽が傾きかけている。(歩きすぎで稲荷屋も足も限界に近い・・・)


基隆駅前


駅前から中正公園方面を望む。
白く巨大な観音像が見える。駅との間には基隆港があり、バスの向こうに船も見える。


基隆駅前


基隆港。サイロ(?)のペイントもかわいい。


基隆港。ケーブル敷設船かな。


基隆港


基隆港


基隆市政府


仏光山 極楽寺
玉製の釈迦牟尼像は大変立派なものだった。(撮影禁止)
靴を脱ぎ堂内に入れていただき、まじかで見せてもらう。
境内は狭いが、傾斜を利用していて大きく感じる。


中正公園入り口


中正公園入り口から階段を登ると忠烈祠。


更に登ると、中元祭典文物館。 1階部分に基隆のお祭り「お中元」の開設。
(日本語のパンフレットもあった。)


駅からの見えた観音像。近くに見えるものの、既に時間も体力も限界でここで断念。
観音像の腕の下に見える丸いものは、内部の展望台の階段の窓かな?(想像)

時間があれば、もっと見たいところあった基隆、残念。



帰路の切符。今度は急行


車両の行き先表示


車内(全席指定)


座席番号は左右の窓際が先で、その後通路側と振られていて、隣り合う席は番号が続かない。


基隆(17:10)から台北(18:55)へ。
台北の戻り、いったんホテルに戻る。



翌日は帰国、お土産を買いに新光摩天展望台の下の三越へ
残金を気にしつつ何を買うか考える。
店員にパイナップルケーキを勧められるが
どうもなぁ。
試食もしたけどあまりおいしいと思わないし。
隣にあった蓮の実のお饅頭の方がおいしいかな。
(蓮の実は良く分からなかったが)
15個入りで450元。
迷っていると店員が電卓を持ち出し0.95を掛けて示す。
えっ三越で安くなるの???
では3箱にするから0.9を掛けてと電卓を打つと
なんとokとのこと。なんだそりゃ。
また税金還付制度(TRS)の手続きもしてくれてる。
TRSは同店舗で同日3000元以上の場合のみ対象。
稲荷屋の財布の中には既にそんなお金は残っていないのだが
興味本位で作成してもらう。

その他お茶などを買ってホテルに戻り、帰国の準備に取り掛かった。